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【ペルソナ5X】半年プレイしたP5Rファンの本音レビュー|序盤は我慢、後半は神ゲー

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この記事の結論

  • 結論:第一章は我慢、第二章以降は面白い。P5Rファンなら「やる価値あり」
  • 良い点:UIとBGMは最高、原作キャラとの共闘が熱い、戦闘システムは完璧
  • 悪い点:育成が複雑、更新が遅い、第一章が地味
  • おすすめ度:P5Rファン 8/10、ソシャゲ初心者 6/10、無課金勢 7/10
  • プレイ時間:毎日30分程度でOK(デイリー消化のみなら10分)

「ペルソナ5: The Phantom X」(P5X)は、あの「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」(P5R)のスマホ向けRPGです。原作ファンとして、リリース直後から半年以上プレイした私が、本音でレビューします。

先に結論を言うと、「第一章が地味だが、第二章以降は面白い。ただし、ソシャゲの課題も多い」というのが正直な評価です。

P5XとP5Rの違い:何が変わった?

スケジュール管理が消えた

P5Rの核だった「スケジュール管理」がP5Xでは大幅に簡略化されています。P5Rでは「今日は誰とコープを進めるか?」「ステータスを上げるべきか?」と毎日悩みながらプレイしていましたが、P5Xでは時間が自動で進み、パレス攻略と日常イベントがメインです。

項目 P5R(原作) P5X(スマホ版)
スケジュール管理 毎日の行動を自分で決める(緊張感あり) 自動進行(手軽だが没入感は低下)
戦闘システム 1MORE、総攻撃など 完全継承(同じ面白さ)
育成 レベルアップ+ペルソナ合体 キャラ、スキル、凸、武器、天啓など複雑
プレイスタイル じっくり腰を据えてプレイ 毎日ログインして少しずつ進める
課金 買い切り ガチャあり(無課金でも可能)

この変更は賛否両論ですが、「ペルソナの世界に毎日ログインできる」という新しい価値を生み出しているのは確かです。

P5Xの良い点:原作を超えた部分もある

UIとBGMは原作と遜色なし、むしろ洗練されている

P5Xでまず驚くのが、スマホ版とは思えないグラフィックとUIの完成度です。戦闘開始のカットイン、ペルソナ召喚の演出、総攻撃のフィニッシュイラスト。どれをとっても「ペルソナ5」そのもので、原作ファンなら鳥肌が立ちます。

特にBGMは、P5の継承曲だけでなく、他シリーズの音楽も使用されており、街中を歩いているだけで楽しい。メニュー画面のUIセンスも、P5R譲りの洗練されたデザインで、ロード画面一つとっても「オシャレ」の一言です。

戦闘システムは完璧に継承

P5Rでお馴染みの「1MORE」「ホールドアップ」「総攻撃」が健在で、爽快感は抜群です。この戦闘の面白さは、P5Rからまったく引けを取っていません。スマホでここまでの戦闘を再現できているのは、正直驚きです。

原作キャラとの共闘が熱い

ジョーカーたち「心の怪盗団」の登場シーンは、原作ファンとして最も胸が熱くなる瞬間です。彼らが単なるお助けキャラではなく、P5Xの物語の中でしっかりと意味を持ち、新キャラクターたちと交流する場面は、P5Rの世界のその後を感じさせてくれます。

過去作キャラを単なる集金要素で終わらせない、原作への敬意が感じられる配慮は素晴らしいです。

日常パートの自由度が高い

P5X へや

自宅の豪邸(P5Rの主人公は屋根裏部屋でした)での生活は細かく描かれ、料理やガーデニングといったサブ要素が豊富です。学校の校舎も隅々まで探索可能で、屋上や購買部などにも行けます。

ただし、中国開発のため、炊飯器の配置がおかしかったり、畳のサイズがバラバラだったりと、細部を見ると違和感はあります。

P5Xの悪い点:ソシャゲの壁が高い

第一章(序盤)が地味で退屈

最大の問題は、第一章(木内編)のストーリーが地味すぎる点です。P5の鴨志田パレス編と比べると、悪事の描写が弱く、カタルシスが薄い。「あれ?こんなものか?」と正直、序盤でガッカリしました。

しかし、第二章以降に進むと、物語のスケールと深みが増し、面白くなります。第一章はあくまで新キャラや世界観の導入と割り切るべきです。

重要:第一章で諦めないでください。第二章以降が本番です。

育成が複雑すぎて疲れる

P5Rでは「レベルアップ」と「ペルソナ合体」だけでしたが、P5Xでは以下の要素があり、非常に複雑です:

  • キャラクターレベル
  • スキルレベル
  • 凸(覚醒)
  • 武器強化
  • 天啓(遺物的な強化要素)
  • ペルソナ育成

この複雑なシステムを理解し、大量の周回をこなさなければならないのは、カロリーが高すぎると感じるかもしれません。結果として、デイリーミッションをこなすだけの「ログイン勢」になってしまうプレイヤーが続出しています。

ストーリー更新が遅すぎる

半年プレイしてすべてのストーリーを消化しましたが、更新ペースが遅く、ストーリー更新まで一か月以上待っている状況です。これでは熱も冷めてしまい、正直ストーリーの内容も忘れてしまいます。

ガチャの「未来視」問題

P5Xは中国版が先行リリースされているため、将来的に実装されるキャラの性能が事前に分かってしまいます

この情報が開示されていることで、「どうせ今のキャラより、数ヶ月後に来る〇〇の方が強い」という心理が働き、「今、ガチャを回す必要がない」と判断するプレイヤーが増えます。

特に、初期キャラのジョーカーが非常に優秀で強力なため、新キャラを引くモチベーションがさらに下がります。最強を目指すなら「我慢して石を貯める」という選択肢が最適解となり、新しい仲間を迎えることの面白味が薄れてしまうのは、RPGとして残念です。

ただし、課金をしなくても時間をかければ、強力なペルソナを合体で入手できる仕組みが残されている点は評価できます。

P5Xをおすすめできる人・できない人

おすすめできる人
  • P5Rファンで、あの世界観をもう一度味わいたい人
  • 第一章の地味さを乗り越えられる忍耐力がある人
  • ソシャゲの育成要素を楽しめる人
  • 毎日少しずつプレイするスタイルが合う人
  • 原作キャラとの共闘に興奮できる人
おすすめできない人
  • P5Rのような「スケジュール管理」を期待している人
  • ソシャゲの複雑な育成要素が苦手な人
  • ストーリーを一気に進めたい人(更新が遅い)
  • 序盤が地味だと即座に諦める人

まとめ:序盤を乗り越えれば「神ゲー」の片鱗が見える

「ペルソナ5: The Phantom X」は、P5Rのクオリティを受け継ぎながら、ソシャゲとしての課題も抱えている作品です。

最重要ポイント:

  • 第一章が微妙でも、第二章以降は面白くなる
  • 育成は複雑だが、P5の戦闘とUIは最高
  • 原作キャラとの共闘は最高に熱い
  • 更新が遅いので「毎週アニメを見る感覚」で楽しむべき

P5Rファンには、間違いなくおすすめできます。ただし、P5Rのような「スケジュール管理」の重さはありませんので、パッケージ版のような内容を期待しすぎると肩透かしを食らうかもしれません。

ソシャゲとして「毎週アニメの続きを見るような感覚」で、無理せずマイペースにストーリーを進めるのが、一番良い楽しみ方だと思います。