「眠らない大陸クロノス」。このタイトルを聞いて、胸が熱くなる方は、私と同じ時代のオンラインゲームの熱狂を知る方かもしれませんね。
何を隠そう、私自身、2006年頃にこのゲームにドハマりし、青春の貴重な時間を捧げた一人です。
当時はまだWi-Fiも浸透しておらず、インターネットは「ダイアルアップ接続」の時代。電話がかかってきたらインターネットが落ちる、というスリル満点の環境で、親に怒られながら深夜までレベル上げに励んでいたのが懐かしい思い出です。
そんなクロノスのことが突然懐かしくなり、久々に公式サイトを確認したら、なんとまだサービスを継続しているとのこと!これはもう、ログインするしかないでしょう。さっそく、当時の熱気が残っているのかを確かめるために、再インストールに挑戦してみました!
この記事でわかるポイント!
- 2006年頃のクロノスの熱気を振り返り、当時と今の違いを比較
- 長年愛される理由と、ストイックなやり込み要素の魅力
- 時代に沿わない?現代におけるゲームシステムの課題
昔のクロノスを振り返る
まず、「眠らない大陸クロノス」の歴史を少しだけ整理させてください。
このゲームの正式サービス開始は2003年10月27日。既にサービス開始から20年以上が経過している、まさにオンラインで今も生きている「レトロゲーム」です。
そして、私が熱中していた2006年頃は、このゲームの歴史における最大のターニングポイントでした。
2006年3月14日:基本料金の無料化とリニューアル
定額課金制から基本プレイ無料化へと移行し、一気にプレイヤーが爆発的に増加しました。サーバーがパンク寸前になるほどの「お祭り状態」で、この時の熱狂が、クロノスを長寿タイトルへと押し上げる大きな力となったのは間違いありません。
2007年8月28日:システムの大幅リニューアル
その後も、プレイヤーの声に応える形でシステム面の改修が続けられています。
当時のクロノスの魅力は、シンプルな操作性と裏腹のストイックな「やり込みの深さ」にありました。最新ゲームがサクサク進むものが多い中で、クロノスは「時間をかけて強くなる」という、古き良きRPGの醍醐味を大切にしています。
レベルを上げるための単調な狩りを乗り越えた先に、強力な装備の獲得やエンチャントの成功という、計り知れない喜びが待っている。このハイリスク・ハイリターンな成長システムこそが、このゲームの核です。
きっかけと当時の思い出
私にとって、このクロノスが初のオンラインゲームであり、当時の熱中ぶりは今思い出しても顔が赤くなります(笑)。
私がプレイを始めた頃は、基本料金無料化という過渡期の熱狂から少し落ち着き始めていたとはいえ、サーバーは人でごったがえしていました。「ギルド」や「ユニオンウォー(戦争システム)」が活発で、特に当時は画面の外にリアルな人間がいるという事実だけで革新的でした。
今振り返れば、ゲーム性はひたすらモンスターを狩るだけの単調なハクスラMMORPGだったかもしれません。しかし、当時はそれが画期的で、プレイヤーが集まり、ゲームでチャットする、そのコミュニティそのものの魅力に全てがありました。
ちなみに、ちょっと年齢がバレてしまうかもしれませんが、当時私は小学生低学年でした。
プレイヤーネームは「暗黒戦士」(恥ずかしい)。遊んでいたサーバーは「スケイプ」です。この名前、覚えている方はいらっしゃるでしょうか?
ログイン後の様子:文字化けの洗礼
久しぶりにログインして感じたのは、まず懐かしさ!音楽の時点でなかなかエモい。サウンドトラックとか出ているのかな。グラフィックは当時のままで、「あぁ、この世界観だ!」と、当時の記憶が一気に蘇りました。
2006年当時、基本無料化でプレイヤーが爆発的に増えた影響で、狩り場は常に人がいて、パーティー募集のシャウトが飛び交っていましたよね!あの活気は今ではさすがに落ち着いてしまっていますが、それでもベテランプレイヤーたちはまだたくさん残っているようです!

当時、プレイヤーは本当に親切な人が多く、強い武器をタダで貰ったり、防具を貸してもらったりと、なかなか今のMMORPGでは味会うことができない経験がありました。
「ごめたん^^」っていうキャラクターの名前の人と、一緒にギルド作って遊んだりしたなぁーと、なつかしさがこみ上げてきます。ギルド機能で、旗にデザインを付けることができたのですが、ペイントツールでスクショ張って作ったのは今でも覚えています。
しかし、まずここで問題が……国内版の公式サイトからインストールしたゲームでは、残念ながら日本語が文字化けしてしまうという問題に直面しました。
なんとか文字化けを改善できないか調べている中で発見したのが、Steam版(グローバル版)の Cronous Onlineでした。気を取り直して、早速英語版でログインしてみます。

Steam版では無事、文字化けは解消されていましたが、人は少ない印象でした。土曜のお昼に2時間ほどプレイして、ベテランプレイヤーのグループを1つ見かけただけです。
いきなり最強装備?
そして、一番驚いたのが、初期装備がいきなり強そうなものを装着していたこと。
クロノスのいい所って、初心者の頃はだっさい装備で皮装備、銀の鎧、金の鎧、あとはセルキスソードというちょっと強い武器を装備したり……少しづつ成長して、キャラが強くなってきて、2次転生みたいなことができるんですが、それをするとオーラが付いたりするんです。
「見てわかる強さ」の表現は、シンプルなシステムの中に、プレイヤーの努力と愛情を形として表す、素晴らしい仕組みだったのですが、そういう楽しみがとられてしまう仕様はちょっと改悪だなと感じました。
MMORPGは、装備自慢して、貴重な時間というリソースを注ぎ込んだ結果を見せつけるのが醍醐味なんです。ちょっと進めたら、いきなりまた強い装備もらえましたが、これはちょっとしらけいちゃいます。
個人的に、皮装備から鎧に変わったときは小学生のころ感動したのを覚えています(笑)。
思い出の地「シティ・テラ」へ
すぐに強い装備をもらってしまいましたが、初心にかえって、私が昔拠点にしていた「シティ・テラ」へ向かいます。
昔はテレポートが出来たと思うのですが、マップの造形が所々かわっていて迷子に。結局、マップを開いて歩いて行きました。これがまた、「冒険している感」があって楽しい!

装備は最初から強いので、道中の敵も余裕でした。

思い出の地、「シティ・テラ」に到着!懐かしくて涙出そう。
このMAPでよく、ボス戦前はサーバー中の人が集合してボス狩りに行っていました。昔は露店であふれていたのですが、英語サーバーは閑散としています。
あと、NPCに話しかけたらバフをかけてくれることがありました。このゲームでは、強い狩場に行く場合は他プレイヤーからのバフが必須だったのですが、今はNPCやスクロールでソロが主体なのかもしれません。この点はプレイヤー人口の減少で、そうせざるを得なかったのかと思います。
まとめ(課題・改善点)
正直なところ、一日つかってプレイしてみたのですが、このゲームが持つ「本質」と「現代のプレイスタイル」の間に、いくつかの課題が見えました。
1. 異常なレベル上げの過酷さ
まず、やはり高レベル帯のレベル上げの過酷さは健在です。2006年当時から、「レベル数%の経験値を稼ぐのに数時間」かかるのは当たり前でしたが、上級者になると今も変わっていません。
これは、このゲームの本質でもありますが、「気軽にサクッと遊びたい」という今の時代の感覚には合わないです。時間と根気が必要な、「修行」のような側面があるにも関わらず、それを見せびらかすためのプレイヤーがいない……なかなか厳しいです。
2. 公式サイト版における日本語の文字化け問題
次に、国内版の公式サイトからインストールしたゲームでは、日本語が文字化けしてしまうという技術的な問題に直面しました。新規プレイヤー、なかなかいないとは思いますが、対策を以下に記載しておきます。
【文字化け対策(自己責任での対応推奨)】
ゲームの起動時に文字化けが発生する場合、主にOSの言語設定や言語切り替えアプリケーションが原因である可能性が考えられます。以下の対応は、システム設定に関わるため、必ずシステムのバックアップを取ってから自己責任でお試しください
A. 国産OSの場合の対策
OSの言語設定が日本語以外になっている可能性があります。以下の手順で設定を確認・変更してみてください。
- コントロールパネルの「時計言語および地域の項目」の中の「表示言語の変更」を選択。
- 出てきたウィンドウのタブの中から「管理」を選択。
- 管理タブ内にある「システムロケールの変更」をクリック。
- 現在のシステムロケールが「日本語(日本)」になっているか確認し、違っていたら変更 → OKクリック後、PC再起動。
B. 外国語OSの場合や言語切り替えアプリを使用している場合の対策
外国語OSの場合、Microsoftから多言語機能をダウンロードすることで解決するゲームもあります。また、以下のような言語設定を強制的に切り替えるアプリケーションを使用している場合、日本のゲームが文字化けすることがあります。
- もし心当たりのある言語切り替えアプリケーションがあれば、設定を元に戻すか、アンインストールしてみてください。(ただし、単純なアンインストールでは解決できない場合もあるので注意が必要です。)
- また、言語切り替えのアプリケーションで、Unicode文字やUTF-8文字などをShift-JIS文字へ切り替える方法もあります。レジストリを書き換えるアプリもあるため、必ずシステムのバックアップを済ませてから試行してください。
3. その他
Steam版(海外版)は挙動が安定しており、文字化けの心配がないため、日本語サーバーにこだわりがなければまずはSteamから試してみるのが、最もスムーズにプレイを始める方法だと感じました。 しかし、愛着ある方が大多数かと思うので……難しいですかね。